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UPDATE:2019.7.23

授業レポ27「まんが制作基礎Ⅰ」

みなさん、こんにちは。

今回は2年次に履修できる「まんが制作基礎Ⅰ」を紹介します!

この授業では、ズバリまんがを描きます!!
川中先生、菅野先生、夢野先生、多田先生のグループに分かれ、
まんが表現学科の先生に一対一で指導して頂きながら、8ページまんがを制作していきます。

私は今回アナログで作業していますが、デジタルで作業する学生さんもいます。

そんな漫画なんて自主的にいっぱい描いてるよ!!って思う人もいるかもしれませんが、この授業で先生に見てもらうのはかなり勉強になります。

漫画としての絵の事はもちろん、演出としての見せ方や、ストーリーが伝わりにくくないかや、主人公が魅力的なのか…などなど。

そんな一人一人にあった的確なアドバイスをして頂くことができます…!!

私の場合…

この下のコマで背景も描きたいけれど背景を描き込み過ぎるとごちゃごちゃして人物が埋もれてしまうと思って菅野先生に相談しました。

(左、下書き。右、ペン入れ。)

菅野先生は背景を描くときにすべての線を描き込むのではなく線をあえて閉じないで他の物との線を繋げ、影の線の本数を減らす事で背景は描きつつも人物よりはうっすら見える印象の描き方もあると、アドバイスをして頂きました。

また、このコマでは背景に違和感を感じるけれど、何が嫌なのかわからず相談しました。

(左が訂正前、右が訂正後。緑アイレベル)

アイレベルを下げる事でキャラクターを際立たせる事が出来ることと、

私のこの状態ではアイレベルが手前人物の頭を目立たせてしまうようになり、真ん中の人物印象が弱くなると教えて頂いて、初めて何か違うと思った事がこれだったと気付きました。

と、ゆうように自己流での作画技法の不安も細かくアドバイスして頂けます!!

場合によっては参考として先生の原画を直接手にとって見ることができたり!!…なんてことも!!?

そして、まんが制作の中で自分はどんなジャンルのまんがを描いていきたいのかなどといった将来の話もしていきます。
コミケに行って持ち込みや、投稿を積極的にするのも良し。自分の好きだと思うことを磨き続けていくのも良し。

自分はどうゆう風にまんが制作と向き合うのかも考えたりする授業です。

以上「まんが制作基礎Ⅰ」の授業でした。

次回のレポートもお楽しみに~!

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