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UPDATE:2019.7.3

授業レポ25-まんが広報部ブンタです!「イメージ編集演習総論」

みなさん、こんにちは。

今回は2年次に履修できる「イメージ編集演習総論」を紹介します!

しりあがり先生と、橋本先生とが教えてくださるこの授業では 、
皆で同じホームページを使ってブログを投稿するように、ネーム(漫画)の続きをリレー形式で自由に繋げて物語を作っていきます。

なんと10年続いてる授業です!!
その内容はここから!!今現在の授業から過去の作品まで見る事ができます。
http://manga.kobe-du.ac.jp/image10/

私のは、選ばれませんでしたが今回はこんな感じでした。
日常ものだったのが前回の漫画で怪人が出てきたのでバトルものにしました。

皆で面白くて続きが気になるネームにコメントを残し、その時にコメント数が多く人気な作品を選んでいくので

話がいきなりぶっとんでしまったり、脈絡もなく新キャラクターが出てきたり、世界観ががらっと変わって日常ものからバトルものになってしまったり、と無茶苦茶じゃないかと思ってしまうストーリー展開を繰り返しますが、
実際の漫画連載の場でも自分達が思っているストーリーよりも
その時読者が思う面白いを優先する事はありえるので

作者と読者で伝えたい事と伝わってる事、描きたい話と求めれている話の差を直に感じる事ができて、
瞬発的に発想力を広げていく事を学ぶ事ができます。

一人最低4ページ分ネームを描くのが毎回の課題となっていて、皆がそれぞれ無意識に自分好みの内容や、続きの描きやすい内容を自由に描いているのが感じられるのも個性があって面白いなと思います。
でも、続きを描く時は自分が始めに考えていたストーリー展開と毎回予期せぬ方向へ進むので楽しい反面、繋がるように続きを描くのは毎回大変だったりします。

また、課題を皆で発表してしりあがり先生からも講評してもらえます。
ほとんどいきなりで瞬発的にネームを制作するので、この講評でもっと丁寧に伝えられる演出、構図があったことに気づいたり、折角の面白い要素を表現しきれていなかったりする事を先生や皆の意見から知る事ができます。

大変かなーと、思われるかもしれませんが…
好きに描いているので、結構楽しいです。笑

読者側、作者側、どちらの立場にも立って考えていく事を経験できる珍しい授業だと思いました!!

以上「イメージ編集演習総論」の授業でした。

次回のレポートもお楽しみに~!
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