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UPDATE:2017.6.30

授業レポ⑧−まんが広報部の梅です!

こんにちは!広報部の梅です!
今回は6月28日に行われた学科特別講義に関してのレポートを書こうと思います!

まんが表現学科では年に何度か特別講義が行われ、外部から著名な方に来ていただき、講義していただきます。

今回は劇場版アニメで大ヒットとなった
「この世界の片隅に」の原作者、こうの史代先生に
聞き手として、中村公彦さん、しりあがり寿先生にお越しいただいて、
特別講義をしていただきました。

こうの先生のまんがとの関係、まんが家として活躍するまでの経緯や、
「この世界の片隅に」を描くに至るきっかけなどたくさん教えていただきました!

こうの先生は、手塚治虫先生や藤子不二雄先生その他、滝田ゆう先生、白土三平先生の作品など、周りの人が読んでいなかったような当時からすると少し前のまんがを読んでいたそうで、そのことが、独自の世界観に影響しているようです。

そして、大学でまんが研究会に入り、
他の人と切磋琢磨しながら、自分の路線を探っていったそうで、
まんが表現学科での同級生との関係と似ていると感じました。
アシスタントやサークルで違うジャンルや価値観の人と関わることは、いい機会であり、
アシスタント時代、他人のまんがと自分のまんがを相対的に比較し、自分のまんががどう読まれたいかを意識するようになったそうです。
狙いを定めて誰に、何を、伝えたいか考え描くことは、非常に重要だと感じました。
大学で同志がいる貴重な今だからこそ私たちの考えるべきことだと思いました。

また、こだわった枠をとっぱらい、自分の好きなもの、素直に描きたいまんがを描いたときが一番いいまんがができるともおっしゃっていて、価値が多様化し、売れるもの売れないものだけで考えられがちな今、非常に大切なことだと思います。

こうの先生は作品と同じく、優しく朗らかな方であり、また誠実に物事を受け止めまんがを描いている方でした。
「この世界の片隅に」でも「戦争」「原爆」を題材として描かれていたように、身近に感じられていなかったタブーとされていたようなテーマにも真摯に向き合い、細やかな配慮もされ、作品を描かれていて、だからこそ、心に響くただの「戦災まんが」に限らない影響を与える作品になったのだと思いました。

人と人との繋がりを大切にしている方で、まんが家に限らず、クリエイターは正面を物事を誠実に受け止め考え、伝えることが重要だと学びました。
好きなものをたくさん見つけ出し、素直に見つめなおして、まんがを描いていきたいと思います。

こうの史代先生、大変貴重なお話をありがとうございました。

次回はいつも通り、ユウさんが講義を紹介してくれます!お楽しみに!

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