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UPDATE:2016.12.9

トビオ&トビオイラストレーションズ発売記念特集!

 

今年もトビオとトビオイラストレーションズが発売されます!

ということで、今回はトビオ&トビイラ特集♪
ここだけでしか見られない貴重なコメントをたくさん載せちゃいます!

神戸芸術工科大学 まんが表現学科オフィシャルマガジン
トビオVOL.11
発売日:2016年12月9日(金)

今年は在校生が表紙を担当!
冬らしさ溢れるシックで可愛らしいデザインとなっています。
↓作品ラインナップはこちら↓

【巻頭カラー】
対談『在校生・OB まんが家トーク!!』
実際にデビューしたり連載をしている在校生・卒業生を集めて本音トーク座談会を行いました!
【執筆陣】
『Blur Blur』
隹奈子
『アンダードッグNo.1』
井上ゴンズイ
『復讐!幸太郎!』
やまだみのり
『明晰夢-メイセキム-』
小髙優大
『バトラーと蜂蜜』
鈴真蝶子
『特別だとして』
やまもと桃
『DAY LIGHT』
雨宮律/藤田由紀枝
『恋の行く先』
mika
『Hiko⭐︎Hiko』
与衣オン
『エイルちゃんといっしょ』
蒼井ミキ
『その喧嘩は犬も食わない』
黒川のる
『或いは深海、若しくは夜』
会津光三
『呼吸』
かもだるま
『ブイエスマホ』
梅豆郷
『こころ』
えり子
『ロクロックビ・アイデンティティー』
合作清水班
【表紙】
茅なや 著書:『鼻血少女は恋ざかり』(一迅社/全1巻)『ボクの恋は3分しかもたない』(講談社なかよし)『情けない僕らの色恋模様』(KADOKAWA少年エース)

 
 

◆茅なや先生からのコメント
テーマが自由とのことだったので地味に悩んだんですけども、
最終的には学生や前髪短い女の子といった、好きな要素詰め込んだ形に落ち着きましたね。
そのキャラらしさが出るように小物にも少し気を配りました。
キャラ主体だと髪の毛と目の塗りが重要になってくるのでそこが難しかったです。
また、人物がメインということで背景はあまり描き込まず、塗りも主張しすぎないといったような、いい意味で手を抜くことを意識しました。
◆編集委員代表(学生)からのコメント
編集委員をして生原稿でトーンやホワイトの処理を見ることが出来たところが大きかったです。また、デビューをした先輩たちのお話を聞けてとても勉強になりました。級数指定では慣れない作業で要領がなかなかつかめなくて苦戦しました。インターンシップで実際に太田出版へ行き、自分の手で印刷所へ原稿を渡しました。原稿を渡した時にやり甲斐を感じました。既に制作していた台割がことごとくミスしていて、何回もやり直して制作したのが大変でもあり、大切さを学べた瞬間でした。

(※トビオの編集は毎年2回生の授業の一環で行っています。)

◆川中先生からのコメント
2006年に誕生したまんが表現学科(旧名:メディア表現学科)も今年で10年を経過しました。少女まんがでは池ジュン子先生、少年まんがでは太田羊羹先生らベストセラーを生み出すOBも生まれ、近年ではwebコミックの隆盛も加わって、在校生ながら商業デビューを果たしていく学生も増えてきました。今回の「トビオ」巻頭カラーでは、そのOB・在校生まんが家たちを集め、座談会を開催しました。プロとアマの違いなど注目の発言をぜひチェックしてください! また読切まんがも在校生から選抜した16作品を掲載! すでにデビューした学生の作品もあり、粒ぞろいと言っていい作品が揃っています。ご一読あれ!!

 
 
 

神戸芸術工科大学まんが表現学科オフィシャルイラストブック
TOBiO iLLUSTRATiONS Vol.5
発売日:2016年12月17日(土)

今回のテーマは「スチームパンク」!
表紙は多田由美先生、裏表紙は夢野れい先生による書き下ろしです。
夢野先生によるイラストメイキングも収録!
 

◆多田由美先生からのコメント
今年はテーマに対して学生が関心を示してくれたので、気合の入った密度のある作品が集まりました。色調が単調な茶系になってしまうかと予想していましたが、想像を超えてカラフルで美しい絵が集まったことも嬉しいことでした。私の描いた表紙イラストは、慣れないテーマということもあり、細部を描くこと、衣装などに苦労をしましたが、描けるものの幅が広がったかな?とそれなりに満足しています。これをご覧になってくださっている学生さんたちも、来年こそはぜひTobio Illustrationsに参加してください。紙面に載ることで客観的に自分の作品を見ることができ、非常に勉強になると思います。
◆夢野れい先生からのコメント
「スチームパンク」と言えば蒸気機関、パイプ管、歯車、鋼鉄、リベット、裸電球、アナログメーターなどが思い起こされます。現実にイメージしやすいのは「蒸気機関車」「船のエンジンルーム」などでしょうか。都市も産業革命で建築に鉄骨が使われるようになり、スカイスクレーバーを形成していきます。上記の煙に霞んだ風景。学生たちはそんな世界に生きる人々を、魅力的に描いてくれました。難しいジャンルで、作画作業も大変だったと思います。「歯車が書けない!」と苦しむ学生も多くいました。しかし架空の世界をしっかり創り込み、そこに居るキャラクターを考えると、自然とストーリーが出来上がるのではないでしょうか。
今回のイラストをきっかけに、まんがや設定制作の新たな展開につながるといいですね。
◆編集代表(坪井助手)からのコメント
「スチームパンク」素敵な響きですが、なかなか作画をする面では難しいテーマだったのではないでしょうか。完成した今となっては、参加者の面々に会う度「背景がやばい」「小物の質感表現が…」と阿鼻叫喚していたのが懐かしく思い出されます。その中で最終的に素敵な作品を完成してくるところはプロになっていく上で必要不可欠の素養なのではないでしょうか。
そんな作品たちを一番初めに見られるのは編集の特権です。

 
 
いかがでしたでしょうか?
トビオは本日12/9(金)発売!トビイラは12/17(土)の発売です!
それぞれ太田出版より全国書店及びWEB書店にてお買い求めいただけます。
ご興味を持たれた方はぜひ!手に取られてみてくださいね!

大学HPの方でも紹介していただいてます。↓
『トビオ VOL.11』 『TOBiO iLLUSTRATiONS 5 スチームパンク』発売!

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