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UPDATE:2016.5.20

まんが学科のHow to succeed!第4回

『まんが学科のHow to succeed!』

みなさんこんにちは!
まんが学科生の日常について、気になるアレやコレやを学生さんに聞いちゃうこのコーナー。
第4回のテーマは『ストーリーまんがコース』です!

まんが表現学科では、3年次から三つのコースに分かれてもらうことになります。
今回はその中の一つ、『ストーリーまんがコース』について聞いてみました!

Q:ストーリーまんがコースではどんな授業をするんですか?

学生:ストーリーまんがコースには「合作」という授業があります。
これは、4〜5人のチームを作って1つの作品を仕上げるというものです。
まんがは1人で描くものでしょ?と思った人もいるかもしれません。でもどうでしょうか?連載作家さんは、アシスタントの方々と一緒にまんがを作っていますよね。原作と作画に分かれて作られた作品もあります。そこに編集者も加わってきます。そう、まんがとは、1人でつくるものではないんです。
チームで1つの作品を作るという経験は、将来を見据えた授業なんですね。
もちろん授業では誰か1人が先生で他の人はアシスタント、というわけではありません。皆平等な立場です。だからこそ、意見がぶつかり合うことも、制作がうまくいかないこともあります。話し合って、コミュニケーションを取り合って、解決策を探りながら完成を目指す。
まんがにとってコミュニケーションはとても重要なものなんです。まんがを読んでもらうには読者の事を考えなきゃいけない。読者が読みやすいように工夫する。これもコミュニケーションです。話すのが苦手なのは全然問題ないけど、いいまんがを作るためには自分の意見を伝えることはぜったいにしなきゃいけないことだと思います。(ストーリーまんがコース・Kくん)

学生:ストーリーまんがコースの3年前期には、合作をする授業があります。複数名でグループをつくり、メンバーそれぞれに役割を分担し、共同で1本のまんがを制作します。企画、構成、ネーム作業、作画、仕上げ…全ての作業を誰かとともに協力してしなければなりません。私は監督としてグループの指揮を任されましたが、ディスカッションの進行やスケジュールのすりあわせなど、まんがを「描く」以外の行程が非常に多いことに驚かされました。どういう進行をすれば滞りなく進むか、メンバー各々の得意分野を活かしきる作業の割り振りなど、作品の内容以外のことを考える時間が多かったです。複数人で描くことはスムーズに進まず慣れないことも多々ありましたが、それ以上に、まんが制作は1人ではできないということを痛感させられる授業でした。(ストーリーまんがコース・Oさん)

ありがとうございました!ストーリーまんがコースの作った合作作品は、毎年オープンキャンパスやコース展示などで展示しておりますので、よろしければ覗いてみてください!
次回の『まんが学科のHow to succeed!』では、他のコースの紹介もしようと思います。
それではまた来週、お会いいたしましょう!

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