こんにちは!まんが学生広報部のユウです!!
前回の竹田さんに引き続き、まんが表現学科の講義を紹介していきますよ~。 今回は特別講義についてお届けしていきましょう!
今回、本学卒業生である永田愁先生にお越しいただき、 「クリエイターの仕事現場のリアルについて」語ってもらいました!!
永田愁先生は現在、まんが家としてジャンプ SQ の読み切り作品掲載や、グループ SNE の 安田均先生のもとイラストレーターとして幅広い分野で活躍しています。
そこで、まんが家やイラストレーターになるまでの経緯や、クリエイターとしての仕事に ついてなど色々と教えていただきました!
永田愁先生は元々そこまで絵は描いていなかったそうで、音楽の道に進んでいたそうです。 大学に入るきっかけも、オープンキャンパスの際、友人の付き添いによるものだったり、 相談コーナーにて菅野先生にイラストを見てもらったりだったとか。
そんな中、大学に入り、在学 3~4 年生の頃にジャンプ SQ で受賞。 それからというものの何本かの読み切り作品を掲載していきました。しかし、在学中では自分の好きなまんがを描いていればいいが、プロを目指すとなると消 費者や読者に向けて描かなくてはいけないので、好きなものばかり描いてはいけないということに気づいたそうです。
それ以降は資料収集にも徹底するようになり、動物を描く際は写真のみならず動画も参考 にし、生態系や身体の動き方についてきちんと調べるように。
思っていたよりも違う動きをしていたこともあるため、そういったことは欠かせないんだとか…。
ですが、イラストレーターはまんが家とは少し違うみたいです。 まんが家は編集さんがある程度別の仕事や書類関係などをやってくれるのに対し、イラス トレーターは全て自分で補う必要があるので、そのような点では勉強をしなくてはならず 大変なんだそうです。 その他にも集団での仕事では、1か月で大量のイラストを描かなければならなかったり、 発注の指示書があったりするため、ものすごく厳しい環境下の中で取り組んでいくのだと か。
そのため最初は時間の使い方にも苦労したみたいですね…。
しかし、そのような苦労や大変さばかりではなく、まんがとイラストレーターを両立した ことによって、自身が描くキャラクターが周りからは好評だったりすることも多かったそ うです。
このように永田愁先生がクリエイターの仕事について様々なことや、ちょっとした裏事情 も踏まえながら時間いっぱいまで教えて頂きました。 自分自身もこれを糧にこれからも頑張っていきたいと思います。
永田愁先生、お忙しい中、貴重なお話しありがとうございました!!
以上、ユウでした! 来週も引き続き、まんが広報部が様々な記事を紹介していきます。 次回は、「わた」さんが担当しますよ~。お楽しみに!