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在学生大学レポート!

今回は現在3年生の学生に、「神戸芸術工科大学での生活について」ということで記事を書いてもらいました。

本学科に興味をお持ちの方は、在学生のリアルな声をぜひ参考にしていただければと思います。

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2019年度にまんが表現学科に入学しました田辺です。
3 回生からゼミが始まりますので、川中先生と山本先生指導の元ネームと漫画の制作を行い、 充実した学生生活を送っています。

初めての大学生活では分からないことが多く、誰にどのように相談すればいいかとても不安に思っていました。
しかしまんが表現学科の先生は皆気さくな先生ばかりで、突然相談しに行っても対応して下さり安心したことを覚えています。
1 回生の時は色んな先生に漫画 のネームの添削をしてもらいに行ったり、学生生活の相談も沢山していました。

まんが製作基礎(1年次)課題

入学前は指導が厳しいということを聞いていたので、課題の量についていけるのかも心 配でした。
確かに 1 回生の時は課題の量に大変な思いをするかもしれませんが、自分では力が一番ついた時期だったように思います。
それに加え、大学で絵を描くという好きなことがめいいっぱい出来る!ということが楽しかった記憶があります。

3年ゼミで製作したネーム
ネームのためのイメージスケッチ。

学生生活は共通の趣味の生徒が集まっているので、気の合う友人は多くできるかと思います。厳しい課題も友人と一緒に作業して乗り越えられました。
サークルもありますので、まんが表現学科だけでなく他学科の友人とも交流を深め視野を広げて下さい。
自分の好きなことだけに興味を持つのではなく、色んなことに目を向けるこ とは漫画を描く上で非常に重要なことだと思います。

授業で印象に残っているのは編集者の川中先生が指導される物語基礎演習です。 授業内で映画やアニメを見て物語のストーリーの構造を学びます。
毎回の課題では自分で考えたストーリーや絵コンテ等を提出し、発表します。
他の生徒の作品も見られる機会でもあるので、そこから自分の作品にインスピレーションを受けることも多かったです。

他にも、先生からお誘いを受けてプロジェクトと企業漫画にも携わらせて頂いたのは貴重でした。
今までは自分の好きなように描いていた作品が多かったですが、人に見てもらう作品は違う難しさがありどのように描けば相手のニーズに最大限答えられるのか悩みました。
その経験が結果、今制作している漫画にも読者を意識して描くという面で生きているのかなと思います。
また、自身が描いた作品を多くの人に見て頂いたり喜んで貰えたのはとても嬉しかったです。

社会に出ると何かをインプットできるチャンスは機会は少なくなります。 自分の好きなことを思い切りできる貴重な時間ですので、沢山学んで、そして沢山遊ぶことが本当に大切です。
今やっていることや、やりたいことが直接仕事に繋がらなくてもその経験がきっと自分の人生を豊かにしてくれることと思います。

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